ヘヴィ・ロック・バンド、リンキン・パーク、2003年発表のセカンド・アルバム。前作同様、ドン・ギルモア・プロデュース、流麗なメロディにヒップ・ホップを融合したサウンドと真摯なメッセージ性を示す作品。期待に応えられない若者の無力感と抵抗を描く「ナム」他を収録。 (C)RS
2000年発表のデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』のセールスが全世界で1500万枚を突破、アイドル・グループにも負けない人気を誇るLAの6人組ミクスチャー・ロック・バンドの2ndアルバム。
前作もよくできていたけれど、このアルバムはさらにスケール&パワー・アップ。アグレッシヴなヴォーカルとクールなラップのからみ、多彩なサンプリングともに巧妙になっている(中には尺八の音色をサンプリングした曲もある。メンバーに日系人がいる)。しかし、リンキン・パークの最大の魅力は小難しとは無縁の、わかりやすさに尽きる。どの曲もサビで、うねるような歌メロが展開。ハリウッドのスペクタクル映画を思わせるカタルシスを味わえる。それこそ大音量のロックの醍醐味だ。ちなみにタイトルのメテオラとは、岩山の上に修道院が散在するギリシャの地名。(山口智男)
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[CD]
1. Foreword
2. Don’t Stay
3. Somewhere I Belong
4. Lying From You
5. Hit The Floor
6. Easier To Run
7. Faint
8. Figure.09
9. Breaking The Habit
10. From The Inside
11. Nobody’s Listening
12. Session
13. Numb