90年代初頭、それまでのきらびやかなハードロックに代わって支持されたのが、普段着で荒々しく、鬱屈した雰囲気を漂わせたロックの新しい潮流“グランジ/オルタナティヴ・ロック”だった。その扉を一瞬で開けたのがニルヴァーナとこのパール・ジャムである。両者は常にライバル的存在として注目を浴び、また世界を塗り替えた2大バンドとして、当時どのロック・バンドよりも若者にとってリアルで“俺たちを代弁する音”を象徴する存在だったのだ。94年暮れに発表されたこの3rdアルバムは、初回プレス枚数だけで350万枚という当時の世界最高記録で当然のごとく全米1位を記録した(最終的には500万枚)。前作「Vs.」に続きビデオ・クリップを作らずメディア露出も皆無(異常とも言える熱狂を自ら鎮める方向に)という態度は、同年のカート・コバーン死後だけに頑なだった。初来日はこのアルバムのツアーで実現、彼らの凄さがようやく肌で伝わった時期であり、日本で最も売れた作品である。この度、最新リマスタリングに3曲未発表レア音源を追加収録して発売。

 ・Vitalogy / Pearl Jam / amazon

 ・ヴァイタロジー<生命学>(レガシー・エディション) / Pearl Jam / amazon MP3
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 ・ apple music : Pearl Jam : Vitalogy / ヴァイタロジー<生命学> (1994)
 ・Google Play Music : Pearl Jam : Vitalogy / ヴァイタロジー<生命学> (1994)